図書館で・・・
- 2014/11/16
- 01:03
最近、図書館に行くのにハマっている。
スタジオから、歩いて5分位のところにある、
四谷図書館。
ちょっと資格でも取ろうかな、と思って、
どんな本で勉強するのが良いか、ちょっと見てみよう、
というのが、図書館に行くきっかけ。
で、調べてたら、ついうっかり見つけちゃったんだよね。
「尻叩きの文化史」

うぉーーーー
これは読まなければ!!!
資格の本を借りる予定が、そんなの一冊も借りずに、
この本だけ借りて帰ってしまいました(笑)
そして、しかも、一気に読破。
教育としての尻叩き、拷問としての尻叩き、エロスとしての尻叩き、
色んな時代の色んな尻叩き、そして、その時代の尻叩きの存在の重さ、
存在の意味、時代背景、世論…
様々な事が書かれていました。
学校で行われていた、先生からのお仕置き、尻叩き。
それに対する、親の推奨の声と反発の声。
教会で牧師から受けるお仕置き、尻叩き。
尻叩き廃止を訴える若者たちの暴動、反乱。
日常的に行われていたお仕置き、尻叩きが原因で起こった裁判。
「尻叩き」というキーワードだけで、ここまで話が広がるとは。
激しい内容でした。
尻叩きによる拷問の分野は、ちょっと怖かったけど、
だって、それで人が死んじゃうこともあるんだとか…
どうやったら尻叩きで人を殺せるんだろうとも思うけど、
そこは怖すぎて追及できなかった…
とってもお勉強になりました。
そして、こんな本があるんだ!と味を占めた私は、
またしても図書館に…
で、見つけたのは、
「鞭打ちの文化史」
でもこれは、流石に拷問な内容ばかりで、借りる気にはなりませんでした。
他に面白いの無いかな~と、見ていて見つけたのが、
澁澤龍彦の「女のエピソード」と
知的常識シリーズの「サド」。
ちょこっと昼間、図書館に出かけて、本を借りて、
その足で公園に行って、ベンチで読書。
ホットコーヒーを水筒に入れて行った。
さわやかな秋晴れの日、ベンチでコーヒーを飲みながら読書。
しかもそこは、なんと山の頂上w
新大久保の近くにある、戸山公園の中に、なんと山があるのだぁ!!!
登頂証明書も発行してくれるらしいwww

そこで、日が暮れるまで読みふけった。
読んだのは「女のエピソード」。

マリー・アントワネットや、ジャンヌダルク、
レズビアンの語源となった古代ギリシアのレスボス島に住んでいたサッポー、
フランスの革命家、マラーを暗殺した暗殺の天使、シャルロット・コルデー、
マルキド・サドが出獄した日に謎の離別をしたサド公爵夫人― ルネ・ペラジー、
等々、激動の人生を歩んだ女性たちのエピソード。
いやぁ、激しかった。
エロスもいっぱい盛り込んであって、一気に読破してしまった。
読み終わる頃には暗くなってしまったので、次の本は家でゆっくり読んだ。
「サド」

昔、澁澤龍彦の「サド侯爵」を読んだ事があるので、彼がどんな人生を
歩んできたのかは、もう既に知っていたのだけれど、
違う目線で書かれたサドも、読んでみたくなったんだよね。
「サド侯爵」に比べると、10分の1位に凝縮して、簡易的に書かれていたので
とっても読みやすくて、これも一気に読破してしまった。
彼は、サディズムの語源になった位だから、超サディストなのかと思いきや、
実は鞭を打つだけじゃなくて、自分も打たれていたんだよね。
ってことはスイッチャーじゃん!
お尻の穴にハメるのも好きだったけど、ハメられるのも好きだったんだよね。
ってことはスイッチャーじゃん!
なのに、サディストってところだけをクローズアップされちゃってるんだよね。
まぁ、書いた小説のインパクト的にはサディストの方が強いんだろうけど。
投獄中に、奥さんに特注の玩具を持ってこさせて、自慰行為に耽った回数6600回以上!
とかって回数まで数えちゃう変態さんだよ!!!
で、読んでいたら、さっきまで読んでいた本に出てきた、コルデーが出てきて、
おぉ!同じ時代に生きた人だったんだぁ!と世界史の勉強にもなりました。
サド侯爵夫人のルネも、サドが大好きで仕方がなかったけど、
投獄中何も出来なくて欲求不満のマックス状態なサドと一緒にいたら、
殺されかねないと思ったのかな、そりゃ離婚して正解だな、と思った。
1814年12月2日に亡くなったから、もうすぐ200年だなぁ…
なんて、読みながら色々考えてたら、そういえば、サドの「ソドムの百二十日」って、
澁澤龍彦が書いたのを読んだことあるけど、序章しか訳されていなくて、
どんな人物が出てくるのかを細かく紹介しているところで終わっちゃってたなぁと
思い出した。そのとき、続きが読みたくて仕方が無かったんだっけ。
という訳で、今日も図書館!
ありました!
「ソドムの百二十日」佐藤春夫による完訳
しかもちゃんと最後まで載ってる!
ハードカバーの分厚い本。
持って見ると、うわ、重っ!
開いてみると、字、細かっ!
でも読みたい衝動の勝ち!
また夢中になって読みふけってしまった。
ずっと知りたかったのは、閉鎖された城の中でどんなエロいことが行われていたのか!
ドキドキしながら読みました。
登場人物46名のそれぞれの特徴をしっかり書いてくれてるから、
被害者の可愛い女の子も可愛い男の子容易に想像できる。
そんな子たちが、あんな事やこんな事を…!!!
今の時代だからこそ、
それ位のエロい事、やってる人いるよね~
そういう趣味の人、いるよね~なんて、
簡単に言えちゃうんだけど、
あの時代に、ここまで展開して書きまくれるって、超すげぇ。
最後の方は、拷問が酷過ぎて、次々と虐殺されていく様が淡々と描かれていて、
流し読みしか出来なかった。
読んだばっかりだから、もっと色々書きたいけど、感想文になって長文になりそうだから
この辺でやめとこう…汗
もう既に長文になっちゃったけど…汗
図書館って、面白い本があるんだね♪
あ、資格の本、また借りるの忘れたw
おちまいw
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